Discordで動画が送れない?8MB制限を突破する圧縮・共有の完全ガイド

Discordで動画を送ろうとしても「ファイルが大きすぎる」「形式が非対応」と表示され、送信できず困った経験はありませんか。特に無料プランでは8MBという制限があり、多くの動画がアップロードできません。

この記事では、Discordで動画が送れない原因を詳しく解説し、動画を圧縮して容量を減らす方法から、YouTubeやクラウドサービスを活用した代替手段まで、初心者でもすぐに実践できるテクニックをまとめました。PC・スマホ別のトラブルシューティングや権限設定の確認も網羅しています。

この記事を読めば、圧縮や共有方法の選び方を理解でき、もう動画送信で悩むことはありません。Discordで快適に動画を共有するための完全ガイドです。

  1. Discordで動画が送れない原因と確認ポイント
    1. ファイルサイズの制限
    2. 動画形式・コーデックの非対応
    3. チャンネル・サーバーの権限設定
    4. ネットワークやアプリの不具合
  2. 動画を圧縮して送る最速の方法
    1. 圧縮時に意識すべきポイント(形式・解像度・不要カット)
    2. PCで使える動画圧縮ツール
    3. スマホで使える動画圧縮アプリ
    4. オンラインサービスで簡単圧縮
  3. 8MB以上の動画を送る代替手段10選
    1. YouTube限定公開で共有
    2. Google DriveやOneDriveで共有
    3. StreamableやWeTransferなど外部サービス
    4. Discord Nitroで容量アップ
    5. SNSやGIF変換を活用
  4. デバイス別トラブルシューティング
    1. PC(Windows/Mac)で送れない場合の対策
    2. スマホ(iPhone/Android)で送れない場合の対策
  5. ファイル形式変換・圧縮の詳細ガイド
    1. 無料変換ツールの使い方(HandBrake・FFmpeg)
    2. オンライン変換サービス比較
  6. サーバー・チャンネル別の設定確認
    1. サーバー管理者向け設定
    2. チャンネル権限の確認
    3. ロール別制限の確認
  7. よくあるエラーと対処法
    1. 「ファイルのアップロードに失敗しました」への対応
    2. 「このファイル形式はサポートされていません」の場合
    3. 「権限がありません」の場合
  8. プロが教える効率的な動画共有テクニック
    1. バッチ処理で複数動画を一括圧縮
    2. クラウド自動同期で手間を削減
    3. 撮影時からの動画前処理最適化
    4. 代替コミュニケーション方法(GIF・スクショ活用)
  9. まとめ:Discordで動画送信の悩みを完全解決

Discordで動画が送れない原因と確認ポイント

Discordで動画を送ろうとしたのに、なぜかアップロードできないことがあります。この章では、動画送信が失敗する主な原因を整理し、問題を特定するための確認ポイントをご紹介します。

ファイルサイズの制限

Discordでは無料ユーザーの場合、動画などのファイルサイズは最大8MBまでとなっています。この容量を超えると、アップロードが失敗するか、そもそもファイルを選択できません。

有料プラン「Nitro」に加入すると、アップロード上限が最大500MBまで拡大されます。まずは送信したい動画のサイズを確認しましょう。

プラン 最大アップロードサイズ
無料 8MB
Nitro Basic 50MB
Nitro 500MB

動画形式・コーデックの非対応

Discordは主にMP4、MOV、AVI、WebMなどの動画形式をサポートしています。一方でMKVやFLVなど、一部の形式は送信できない場合があります。

また、動画のコーデックが特殊な場合もアップロードに失敗することがあります。可能であれば、MP4形式(H.264 / AAC)に変換すると安定して送信できます。

チャンネル・サーバーの権限設定

サーバー管理者がファイル送信を制限している場合や、ロールの権限が不足している場合、動画を送れません。送信できない場合は、権限を確認するか管理者に相談してみましょう。

ネットワークやアプリの不具合

通信環境が不安定だったり、Discordアプリが古いバージョンの場合、アップロードが途中で止まることがあります。また、キャッシュの破損も原因のひとつです。アプリのアップデートや再起動、キャッシュクリアを試してみましょう。

確認項目 対策
ファイルサイズ 8MB以下に圧縮、またはNitro加入
動画形式 MP4に変換
権限 管理者に確認
通信環境 Wi-Fi再接続やアプリ再起動

動画を圧縮して送る最速の方法

送信したい動画が8MB以上の場合、まずは圧縮して容量を減らすのが最も簡単な解決策です。この章では、圧縮時に意識したいポイントや便利なツールをご紹介します。

圧縮時に意識すべきポイント(形式・解像度・不要カット)

動画圧縮を効率よく行うには、以下のポイントを意識すると効果的です。

  • 動画形式はMP4(H.264 / AAC):Discordで安定して再生できる形式です。
  • 解像度・ビットレートを下げる:720pや480p程度でも十分見やすく、容量を大幅に削減できます。
  • 不要な部分をカット:動画の冒頭や間の無駄なシーンを削除するだけでもファイルサイズが軽くなります。

PCで使える動画圧縮ツール

WindowsやMacで利用できる代表的なツールは以下の通りです。

  • HandBrake:無料で高機能、プリセットで簡単に圧縮可能。
  • WonderFox HD Video Converter Factory Pro:直感的に操作でき、形式変換と圧縮が同時に行えます。
  • FFmpeg:コマンドラインで正確にサイズ指定可能。上級者向けですが柔軟性が高いです。

スマホで使える動画圧縮アプリ

外出先でも手軽に動画を圧縮できます。

  • iPhone:「ビデオ圧縮」アプリで簡単にサイズ調整可能。
  • Android:「Video Compressor」アプリで解像度やビットレートを変更して圧縮できます。

オンラインサービスで簡単圧縮

ブラウザ上で動画をアップロードするだけで圧縮できる便利なサービスもあります。

  • CloudConvert:サイズ指定や形式変換が可能で、初心者でも使いやすい。
  • Clideo:日本語対応で操作が簡単。
  • VideoSmaller:登録不要で手軽に圧縮可能。音声削除オプションもあります。
ツール 特徴
HandBrake 無料・高機能・プリセットあり
WonderFox 直感操作・形式変換同時可能
FFmpeg コマンドライン・サイズ指定精密
CloudConvert ブラウザで簡単・サイズ指定可
Clideo 日本語対応・簡単操作
VideoSmaller 登録不要・音声削除可

8MB以上の動画を送る代替手段10選

圧縮してもまだ動画が大きすぎる場合は、別の方法で送信するのが効果的です。この章では、容量を気にせずに動画を共有できる便利な手段を10種類ご紹介します。

YouTube限定公開で共有

動画をYouTubeにアップロードし、公開設定を「限定公開」にするとURLで簡単に共有できます。Discord内でプレビュー再生も可能で、高画質のまま送れるのがメリットです。

Google DriveやOneDriveで共有

Google DriveやOneDriveに動画をアップロードし、共有リンクを作成して送信します。容量制限が大きく、リンクを知っている人だけがアクセスできる設定も可能です。

StreamableやWeTransferなど外部サービス

動画特化サービスや大容量送信サービスを利用する方法です。

  • Streamable:無料版で最大250MB、アカウント不要で簡単に送信可能。
  • WeTransfer:2GBまで無料で送信でき、ダウンロードリンクを共有するだけ。

Discord Nitroで容量アップ

Discordの有料プラン「Nitro」に加入すると、アップロード可能サイズが大幅に増えます。よく動画を送る場合は検討してみましょう。

SNSやGIF変換を活用

短い動画であれば、GIF形式に変換して送るのも有効です。自動再生で容量も軽くなるため、サクッと共有したい場面に便利です。

方法 特徴
YouTube限定公開 高画質・URLで簡単共有・容量無制限
Google Drive / OneDrive 大容量対応・リンク共有可能
Streamable 動画特化・簡単操作・Discord埋め込み可
WeTransfer 大容量対応・アカウント不要・リンク共有
Discord Nitro アップロード容量増・高画質維持
GIF変換 容量軽減・自動再生・短尺向き

デバイス別トラブルシューティング

Discordで動画が送れない場合、使用するデバイスによって原因や対策が異なります。この章ではPCとスマホそれぞれでの解決方法を解説します。

PC(Windows/Mac)で送れない場合の対策

Windowsの場合:

  • ファイル名を英数字に変更して送信
  • デスクトップなど簡単なパスに移動して再試行
  • ブラウザ版Discordでの送信も検討(Chrome推奨)
  • Discordを管理者権限で実行して試す

Macの場合:

  • QuickTimeやiMovieで動画をMP4形式に変換
  • システム環境設定でDiscordにファイルアクセス許可を確認

スマホ(iPhone/Android)で送れない場合の対策

iPhoneの場合:

  • 動画形式を互換性優先に変更(HEVC→MP4)
  • クラウドに保存してオリジナルをダウンロード後に送信
  • 容量不足の場合は不要なアプリやデータを整理

Androidの場合:

  • 設定→アプリ→Discordのストレージ権限を許可
  • カメラ設定でMP4形式に変更、または変換アプリを使用
デバイス 対策例
Windows ファイル名変更・簡単なパスに移動・ブラウザ版使用・管理者権限実行
Mac MP4変換・ファイルアクセス許可確認
iPhone 形式変更・クラウド経由送信・容量整理
Android ストレージ権限付与・MP4変換

ファイル形式変換・圧縮の詳細ガイド

Discordで動画を送信する際、形式やサイズの調整が重要です。この章では、具体的な変換・圧縮の方法とおすすめツールを詳しく解説します。

無料変換ツールの使い方(HandBrake・FFmpeg)

HandBrake:

  • 公式サイトからダウンロード
  • 動画を読み込み、プリセット「Discord 8MB」を選択
  • 形式はMP4、Video CodecはH.264、AudioはAACに設定
  • Target Sizeで8MBに指定し、Start Encodeで圧縮完了

FFmpeg(コマンドライン):

  • 8MBに圧縮:ffmpeg -i input.mp4 -fs 8M output.mp4
  • 解像度指定:ffmpeg -i input.mp4 -vf scale=640:480 -fs 8M output.mp4

オンライン変換サービス比較

ブラウザ上で簡単に圧縮・形式変換できるサービスも便利です。

サービス 最大サイズ 速度 画質 透かし
CloudConvert 1GB 速い なし
Convertio 100MB 普通 なし
Online-Convert 100MB 普通 なし
Zamzar 150MB 遅い なし

これらを使うと、ソフトをインストールせずに動画形式やサイズを調整できるので、手軽に圧縮が可能です。

サーバー・チャンネル別の設定確認

Discordで動画が送れない場合、サーバーやチャンネルの設定が原因のことがあります。この章では、管理者向けの設定確認と権限のチェック方法をご紹介します。

サーバー管理者向け設定

まずはサーバー全体の設定を確認しましょう。ファイルのアップロード上限はサーバーブーストレベルによって異なります。

サーバーブーストレベル アップロード上限
レベル0 8MB
レベル1 8MB
レベル2 50MB
レベル3 100MB

チャンネル権限の確認

チャンネル設定で動画送信や埋め込みリンクの権限があるか確認します。

  • 「ファイルを添付」権限がオンになっているか
  • 「埋め込みリンク」を許可しているか
  • メッセージ送信権限があるか

ロール別制限の確認

特定のロールに対して制限がかかっている場合があります。管理者はロールごとに以下を確認してください。

  • ファイル添付権限があるか
  • 最大アップロードサイズの制限
  • 新規メンバーやゲスト向けの制限

よくあるエラーと対処法

Discordで動画を送信するときに起こりやすいエラーと、その対策をまとめました。エラーの内容を確認して、適切に対応しましょう。

「ファイルのアップロードに失敗しました」への対応

原因としては、通信環境の不安定さやアプリの不具合が考えられます。対策としては以下を試しましょう。

  • Wi-Fiの再接続やネットワーク環境の確認
  • Discordアプリの再起動
  • アプリの最新版への更新
  • キャッシュクリアで再送信

「このファイル形式はサポートされていません」の場合

DiscordはMP4、MOV、AVI、WebMなどをサポートしています。非対応形式の場合は変換が必要です。

  • 動画をMP4形式に変換
  • コーデックはH.264(映像)とAAC(音声)を使用
  • 拡張子が正しく設定されているか確認

「権限がありません」の場合

動画送信権限がない場合に表示されます。確認するポイントは以下です。

  • サーバー内の自分のロールを確認
  • チャンネル個別権限の設定を確認
  • 新規メンバー制限がかかっていないかチェック

プロが教える効率的な動画共有テクニック

動画を頻繁に送る場合、圧縮や設定だけでなく、作業効率を上げる工夫をすることで快適に共有できます。この章では実践的なテクニックをご紹介します。

バッチ処理で複数動画を一括圧縮

複数の動画をまとめて圧縮すると、作業時間を大幅に短縮できます。Windowsではバッチファイル、MacやFFmpegではスクリプトを使うことで一括処理が可能です。

クラウド自動同期で手間を削減

Google DriveやOneDriveの特定フォルダを監視し、動画が追加されたら自動圧縮・共有する仕組みを作ると便利です。Discord Webhookと組み合わせれば自動で投稿も可能です。

撮影時からの動画前処理最適化

最初から小さいファイルで撮影することで圧縮の手間を減らせます。解像度やフレームレートを下げて撮影したり、不要なシーンをカットして撮影すると効果的です。

代替コミュニケーション方法(GIF・スクショ活用)

短い動画や重要な場面だけを共有したい場合、GIFに変換したりスクリーンショットを連続投稿する方法も有効です。これによりファイルサイズを大幅に減らしつつ情報を伝えられます。

テクニック 効果
バッチ処理 複数動画を一括圧縮して作業効率向上
クラウド自動同期 追加動画を自動圧縮・投稿で手間削減
前処理最適化 撮影時から小さなファイルで共有準備
GIF・スクショ活用 短尺共有・容量削減・重要シーン伝達

まとめ:Discordで動画送信の悩みを完全解決

この記事では、Discordで動画が送れない原因から圧縮方法、代替手段、トラブルシューティングまで、すべてを網羅しました。ポイントを押さえれば、快適に動画を共有できます。

覚えておくべき3つのポイントは以下です。

  • 8MB制限は圧縮でほとんど解決可能
  • YouTubeやクラウドサービスでの共有が便利
  • Nitro加入で容量上限を大幅に拡張できる

今すぐやるべきこと:

  • 動画のファイルサイズを確認
  • CloudConvertやHandBrakeで圧縮
  • それでも大きい場合はYouTube限定公開やクラウド共有を活用

これで「動画が送れない」というストレスから解放され、Discordでの動画共有をよりスムーズに行うことができます。ぜひ、この記事を参考に快適なDiscordライフをお楽しみください。

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