スマホから突然LINEが消えて焦ったことはありませんか?
友だちとのやり取りや大切なトーク履歴が見えなくなると、日常生活に不便を感じますよね。
実は、LINEが消えたように見える多くのケースは「アプリが非表示になっているだけ」や「一時的な不具合」で、落ち着いて確認すればすぐに戻せる場合がほとんどです。
この記事では、LINEが消えたときに試すべき復元手順を、iPhone・Android別に詳しく解説します。
さらに、トーク履歴や友だちリストを安全に取り戻す方法、そして今後同じトラブルを防ぐための予防策も紹介。
バックアップなしでもあきらめないで、この記事の手順を順に試せば、LINEを再び使えるようになります。
LINEが消えた!まず落ち着いて確認すべき3つのポイント
LINEが突然見当たらなくなると焦りますが、ほとんどの場合は設定や表示の問題であり、冷静に確認すればすぐに見つかります。
ここでは、アプリが「消えた」と感じたときに最初に見直すべき3つのポイントを紹介します。
LINEアプリが「消えた」とはどういう状態?
まず、「消えた」といっても状況は大きく2種類に分かれます。
1つは、ホーム画面からアイコンが見えなくなっただけのケース。
もう1つは、LINEアカウントへのログインができず、データ自体にアクセスできないケースです。
どちらの状態かを見極めることが、復元への第一歩です。
| 状態 | 主な原因 | 確認方法 |
|---|---|---|
| アイコンだけが消えた | 誤操作・非表示設定・アプリ整理 | 検索やアプリ一覧で確認 |
| アカウントが使えない | ログアウト・端末変更・データ削除 | 再ログインの画面表示で確認 |
アプリのアイコンが消えた場合の確認チェックリスト
ホーム画面を左右にスワイプしてもLINEが見つからないときは、以下の手順を順に試してみてください。
- 端末の検索バーで「LINE」と入力する
- アプリ一覧画面(ドロワー)を開いて探す
- フォルダの中に隠れていないか確認する
意外と「フォルダに入っていた」「別ページにあった」というケースが多いです。
もしそれでも見つからない場合は、再インストールを検討しますが、その前にバックアップの有無を確認しておきましょう。
アカウントが使えなくなった場合に考えられる原因
アカウントが使えなくなるのは、LINEが削除されたわけではなく、サインアウトや認証情報のエラーによることが多いです。
代表的な原因には、以下のようなものがあります。
| 原因 | 対処の方向性 |
|---|---|
| 機種変更時にログイン情報が未登録 | 登録済みの電話番号・メールで再ログイン |
| アプリの再インストールでデータが初期化 | バックアップ復元または再認証 |
| LINEの一時的な通信エラー | 再起動または数分後に再試行 |
まずは「削除」ではなく「一時的に見えないだけ」と考えて、順に確認することが大切です。
iPhoneでLINEが消えた時の復元ステップ
iPhoneでLINEのアイコンが突然見えなくなったとき、多くの場合は設定や機能の影響です。
この章では、最新版のiOSでも使える確実な復元手順を、初心者でも分かりやすく順番に紹介します。
Spotlight検索でLINEを探す方法
ホーム画面にアイコンが見当たらない場合、まず試してほしいのがSpotlight検索です。
画面の中央あたりを下方向にスワイプし、検索バーに「LINE」と入力してみましょう。
アプリがヒットしたら、そのまま長押ししてホーム画面にドラッグすれば元通りです。
この方法で、実際に9割以上のケースが解決しています。
| 操作手順 | ポイント |
|---|---|
| ① ホーム画面中央を下にスワイプ | 検索バーを表示 |
| ② 「LINE」と入力して検索 | アプリ名を正確に入力 |
| ③ 見つかったら長押し → ホームに追加 | ドラッグでアイコンを配置 |
オフロード機能による非表示を解除する手順
iPhoneの「オフロード機能」がONになっていると、使っていないアプリが自動的に削除され、アイコンも消えることがあります。
この場合、アプリデータは残っているため、再インストールで元の状態に戻せます。
手順は次の通りです。
- 設定アプリを開く
- 「一般」→「iPhoneストレージ」をタップ
- アプリ一覧から「LINE」を探す
- 「Appを再インストール」を選択
「Appを削除」を選ばないように注意しましょう。削除するとデータも消えてしまいます。
再インストール後は、ホーム画面に自動的にアイコンが戻ります。
再インストールとiCloudバックアップの復元手順
もしLINE自体が削除されていた場合は、App Storeから再インストールすればOKです。
App Storeを開き、「LINE」と検索し、再ダウンロードを行います。
同じ電話番号またはメールアドレスでログインすれば、元のアカウントにアクセスできます。
さらに、トーク履歴を戻したい場合は、バックアップの有無を確認して復元します。
| 設定手順 | 内容 |
|---|---|
| ① LINEを再インストール | App Storeからダウンロード |
| ② 同じ電話番号でログイン | SMS認証で本人確認 |
| ③ 「トーク履歴を復元しますか?」を選択 | iCloudバックアップを利用 |
再インストールしても、ログイン情報とバックアップがあれば以前の状態を再現できます。
AndroidでLINEが消えた時の復元ステップ
Androidスマートフォンでは、ホーム画面の設定やランチャーアプリの動作によってLINEアイコンが一時的に見えなくなることがあります。
この章では、AndroidでLINEが消えたときに試すべき具体的な復元手順を順番に紹介します。
アプリ一覧(ドロワー)からLINEを復活させる
まず最初に、ホーム画面下部から上方向へスワイプして「アプリ一覧(ドロワー)」を開きましょう。
その中にLINEが表示されていれば、アプリを長押ししてホーム画面にドラッグすれば完了です。
この方法で多くのケースが即座に解決できます。
| 操作 | 説明 |
|---|---|
| ① ホーム画面を上にスワイプ | アプリ一覧を開く |
| ② LINEアイコンを長押し | ドラッグでホーム画面に移動 |
| ③ 配置場所を調整 | 好きな位置に戻せる |
もし一覧にLINEが見つからない場合は、次の方法でインストール状態を確認します。
ランチャー設定やキャッシュ削除での対処法
ランチャーアプリ(ホーム画面を管理するアプリ)の設定でLINEが「非表示」になっていることがあります。
設定アプリを開き、「ホーム設定」や「非表示アプリ」などの項目を確認してみましょう。
また、キャッシュの破損で一時的に表示できなくなる場合もあります。
その場合は以下の手順でキャッシュをクリアします。
- 設定アプリを開く
- 「アプリ」→「LINE」→「ストレージとキャッシュ」をタップ
- 「キャッシュを削除」を選択
- スマートフォンを再起動
データの削除は避けましょう。トーク履歴などが失われる可能性があります。
| 対処内容 | 効果 |
|---|---|
| キャッシュ削除 | 一時的な不具合の解消 |
| ランチャーの再設定 | 非表示状態を解除 |
| 端末の再起動 | メモリのリセットによる復元 |
Googleドライブバックアップを使ったトーク復元
アプリが完全に削除されていた場合は、Google Playストアで「LINE」と検索して再インストールします。
インストール後、同じ電話番号でログインし、バックアップがあればトーク履歴を復元できます。
バックアップがない場合は、アカウント情報だけでも取り戻せることが多いです。
| 手順 | 内容 |
|---|---|
| ① PlayストアでLINEを再インストール | 最新版をダウンロード |
| ② 同じ電話番号でログイン | SMS認証で確認 |
| ③ 「Googleドライブから復元」を選択 | 保存されたデータを戻す |
バックアップが有効になっていれば、削除前のトーク履歴まで復元できます。
LINEアカウントが完全に消えた時の復元法
アプリの再インストールでもログインできない場合、アカウント自体が削除または初期化されている可能性があります。
ですが、正しい手順を踏めばアカウントを取り戻せるケースも少なくありません。
ここでは、電話番号・外部サービス連携・PC版LINEを使った3つの方法を紹介します。
電話番号・メールアドレスでの再ログイン方法
まず試すべきは、以前登録していた電話番号やメールアドレスでのログインです。
LINEアプリを起動し、「ログイン」→電話番号入力→SMS認証コードを入力します。
登録済みのアカウントであれば、自動的に友だちリストやプロフィールが復元されます。
認証コードは有効時間が短いため、届いたらすぐに入力してください。
| 手順 | 操作内容 |
|---|---|
| ① LINEを起動して「ログイン」を選択 | 新規登録ではなくログインを選ぶ |
| ② 電話番号またはメールアドレスを入力 | 登録済み情報を使用 |
| ③ SMSで届いた認証コードを入力 | 本人確認を完了 |
以前と同じ端末・電話番号を使っていれば、トーク履歴の一部も自動で復元される場合があります。
再ログインで戻るケースは非常に多いため、まずこの手順を最優先に試しましょう。
FacebookやGoogle連携でのログイン回復
LINEは、Facebook・Google・Apple IDなどの外部サービスと連携してログインできます。
もし以前これらの連携を設定していた場合、「○○でログイン」を選ぶことで簡単にアカウントが戻ります。
特に2025年の仕様では、二重認証コードの入力が必要な場合があるため、バックアップコードを準備しておくと安心です。
| 連携方法 | ログイン画面での選択 |
|---|---|
| 「Facebookでログイン」→認証 | |
| 「Googleでログイン」→アカウント選択 | |
| Apple ID | 「Appleでサインイン」→Face ID/Touch ID認証 |
これらの連携をしていた場合、電話番号が変わっていてもアカウントを取り戻せる可能性があります。
PC版LINEを使ったデータ救出テクニック
スマートフォンで復元できない場合でも、PC版LINEからデータを確認できることがあります。
ブラウザまたはデスクトップアプリを開き、QRコードでログインします。
ログイン後、トーク一覧を開き「トーク履歴をエクスポート」すれば、テキストファイルとして保存可能です。
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| ① PCでLINEを起動 | 公式サイトまたはデスクトップアプリ |
| ② QRコードをスマホでスキャン | アカウントを同期 |
| ③ トークを開き、右上メニューからエクスポート | テキスト保存が可能 |
完全な復元ではありませんが、重要な内容を取り出すには有効な方法です。
PC版を活用すれば、スマホで操作できない場合でもデータを一部取り戻せます。
トーク履歴・友だちリストを復元する方法
LINEのトーク履歴や友だちリストが消えてしまっても、多くの場合はバックアップから復元できます。
この章では、バックアップを利用した復元方法と、バックアップがない場合の代替策を紹介します。
iCloud・Googleドライブからのバックアップ復元
まず、iPhoneではiCloud、AndroidではGoogleドライブにバックアップが保存されているか確認しましょう。
バックアップがあれば、再ログイン後に「復元する」を選択するだけで、以前の状態に戻せます。
| 端末 | 確認方法 | 復元操作 |
|---|---|---|
| iPhone | 設定→「トーク」→「トークのバックアップ」 | 「iCloudバックアップから復元」を選択 |
| Android | 設定→「トーク」→「トークのバックアップ・復元」 | 「Googleドライブから復元」を選択 |
バックアップを取っていれば、トークや友だち情報も短時間で復元できます。
相手からトーク履歴を共有してもらう方法
バックアップがない場合でも、トーク相手に履歴を送ってもらうことで内容を再現できます。
相手側でトークを開き、右上のメニュー→「その他」→「トーク履歴を送信」からテキスト形式で送ってもらいましょう。
受け取ったファイルをスマホで開けば、過去の会話を確認できます。
| 手順 | 操作内容 |
|---|---|
| ① 相手がトークを開く | 右上のメニューをタップ |
| ② 「トーク履歴を送信」を選択 | メールや共有アプリで送る |
| ③ 自分の端末で受け取り確認 | テキストファイルで閲覧可能 |
ただし、この方法ではLINEアプリ内の履歴には戻せません。
一時的な確認用として活用しましょう。
日常的に自動バックアップを設定するコツ
今後に備えて、自動バックアップ設定をしておくことが最も確実です。
設定画面から「トーク」→「トークのバックアップ・復元」を開き、「自動バックアップ」をオンにします。
バックアップ先を選択し、Wi-Fi接続時に実行する設定をしておくと効率的です。
- iPhone:iCloudを使用し、容量を確認しておく
- Android:Googleドライブを選択し、定期的に同期
- バックアップの頻度を「毎日」に設定
| 設定項目 | 推奨設定 |
|---|---|
| バックアップ先 | iCloud または Googleドライブ |
| 頻度 | 毎日 |
| 通信条件 | Wi-Fi接続時のみ |
日頃からバックアップを自動化しておけば、万が一の時でもすぐに元の状態に戻せます。
今後LINEが消えないための予防策
ここまでの手順でLINEを復元できたら、次は「もう二度と消えないようにする対策」をしておきましょう。
この章では、バックアップ設定やログイン情報の管理など、将来のトラブルを防ぐための実践的なポイントをまとめます。
定期バックアップの設定とストレージ管理
LINEが見えなくなる原因の多くは、ストレージ不足や設定ミスによる一時的な削除です。
これを防ぐには、定期的なバックアップとストレージの整理が欠かせません。
- iPhone:「設定」→「トーク」→「トークのバックアップ」でiCloudを使用
- Android:「設定」→「トーク」→「バックアップ・復元」でGoogleドライブを使用
- バックアップの頻度は「毎日」または「Wi-Fi接続時」に設定
| 項目 | 設定の目安 |
|---|---|
| バックアップ先 | iCloudまたはGoogleドライブ |
| 自動実行頻度 | 1日1回 |
| 空き容量の確保 | 1GB以上を常に維持 |
バックアップを自動化しておけば、アプリが消えてもデータを即座に戻せます。
二段階認証とログイン情報の保護
アカウント情報を安全に保つことで、意図しないログアウトやデータ損失を防げます。
LINEでは、電話番号・メール・パスワードに加え、「二段階認証」を設定するのがおすすめです。
設定アプリの「アカウント」→「ログイン許可」から確認できます。
| 設定項目 | 推奨設定内容 |
|---|---|
| メールアドレス登録 | ログイン情報の再発行に必要 |
| パスワード | 英数字を組み合わせた強固なものに変更 |
| 二段階認証 | 新しい端末でのログイン時にコードを要求 |
これらを設定しておくことで、突然ログインできなくなるリスクを大幅に減らせます。
LINEが消える不具合を防ぐスマホ設定の見直し方
最後に、スマートフォン自体の設定も見直しておきましょう。
OSやアプリの自動アップデート、ストレージ最適化などの機能が、LINEを一時的に非表示にしてしまうことがあります。
以下の項目をチェックして、不要な最適化をオフにしておきましょう。
- iPhone:「設定」→「Appのバックグラウンド更新」をオンにする
- Android:「設定」→「バッテリー最適化」→「LINE」を除外
- どちらの端末も、OSとLINEアプリは常に最新バージョンを維持
| 確認項目 | 推奨設定 |
|---|---|
| バックグラウンド更新 | 常に許可 |
| ストレージ最適化 | 自動削除をオフ |
| アプリの更新 | 最新版を保持 |
端末の設定を整えておくことで、LINEが突然消えるトラブルを未然に防げます。
まとめ:LINEが消えても慌てずに復元できる
ここまで紹介した手順を順に実践すれば、LINEが消えてしまっても落ち着いて元の状態に戻せます。
ほとんどのケースでは、アプリの設定やログイン情報を確認するだけで解決できます。
原因別に最適な対応をすぐ選べるようにしよう
まずは、「アイコンが消えたのか」「アカウントが使えないのか」を見極めましょう。
その上で、iPhone・Androidそれぞれに合った復元ステップを試せば、数分でLINEを再表示できます。
| トラブルの種類 | 対応の方向性 |
|---|---|
| アイコンだけ消えた | 検索・再配置・再インストール |
| アカウントが使えない | 再ログイン・バックアップ復元 |
| 完全に削除された | 電話番号または連携アカウントで再認証 |
原因を冷静に判断し、適切な手順を選ぶことが復元の最短ルートです。
日頃のバックアップ習慣がトラブルを防ぐ
今回のようなトラブルを避けるには、日頃からバックアップを習慣化することが大切です。
iCloudやGoogleドライブに毎日自動保存を設定しておけば、万が一のときもすぐに復旧できます。
また、メールアドレスやパスワードを忘れないようメモしておくのも効果的です。
| 予防策 | メリット |
|---|---|
| 自動バックアップ設定 | 最新状態を常に保存できる |
| ログイン情報の管理 | 再認証がスムーズになる |
| アプリとOSの更新 | 不具合を防ぎ、安定性を保つ |
LINEは消えても、慌てずに手順を踏めば復元できます。
そして、バックアップと設定を整えておくことで、今後のトラブルも防げます。

